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パニック障害になると音に過敏になる?

パニック障害を発症すると、音に敏感になってしまう人がいます。

今まではなんでもなかったような音が、急に不安をかき立てる音に変わってしまったり、不快に感じる音になった、という人もいます。日常生活の音でさえ聞くのが苦痛だという人も。

頭の中で音がグルグル回って反響しているような感じがしたり、鼓膜が震えて耳の奥の方が圧迫されているような感じがしたりする人が多いようです。

これは、感覚器官が異常に敏感になってしまうことによって起こるもの。不安が強すぎて、神経が張り詰めている証拠と言えるでしょう。

この症状を『聴覚過敏』というのですが、この症状はパニック障害の人だけでなく、心が疲れている人によく見られます(うつ病・統合失調症など)。

症状が出始めてすぐに医師へ相談をして対処すれば、症状をやわらげることができるでしょう。

なにか他の病気が原因で聴覚過敏になっている可能性もあるので、最初は耳鼻科を受診して、異常が見つかれないようなら心療内科を受診してみるのもいいかもしれません。

ちなみに、左耳は過敏でないけれど、右耳だけが異常に過敏になる場合もあります。「もしかして、こんな状態なのは私だけなの?」と不安にならなくても大丈夫。体調が悪いときだけ聴覚過敏になる人もいます。

どんな音が気になるの?

音に対して過敏になるケースもあるパニック障害。では具体的に、どんな音に過敏に反応してしまうのでしょうか?

代表的なものについて紹介していきます。

擦れるような音

服がすれる音や、ビニール袋がすれる音など、なにか物がすれる音に対して非常に敏感になってしまう場合があります。

「服がすれる音なんてかすかな音じゃないの?」と思われるかもしれませんが、一度気になってしまうと大きな音に聞こえてしまうものです。

足音

バタバタと走る足音だけでなく、普通にパタパタと歩いているだけでも不快になることがあります。スリッパで歩く音や、ヒールのコツコツとした音が苦手になることもあります。

パソコンのキーボードを打つ音やテーブルをコツコツとたたく音

規則的にカタカタという音がするのがダメという場合もあります。キーボードを打ったりテーブルをたたいたりする音以外にも、マウスのクリック音がイヤだということも。

人の声

ヒソヒソ声から大声まで。苦痛に思うボリュームは人それぞれですが、総じて甲高い声が苦手になるケースが多いです。小さい子供の声を聞くと息が詰まるという人もいます。

物を落とす音(物を割る音)

これが苦手という人は多いです。お皿がカチャカチャ鳴る音やパリンと割れる音。なかにはペンが落ちた時のほんのわずかな音でさえ苦手と感じる人もいます。

時計の秒針が進む音

特に眠るときに気になってしまうことがあるようです。これも規則的になる音のひとつですね。一度気になってしまうと、ずっと秒針の音ばかり聞こえてしまうようになります。

テレビ

小さな音でも聞くのがつらく、テレビのボリュームを常にごく小さくしている人もいらっしゃいます。

食べ物を咀嚼する音

自分が食べ物をかむ音、食べる音が頭に鳴りひびいて、気分が悪くなる人もいます。

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