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予期不安

予期不安は、パニック発作、広場恐怖とならんでパニック障害の3大症状のひとつです。

おもな症状

パニック発作予期不安広場恐怖

では、予期不安について説明します。

予期不安とは?

パニック発作を起こすと、その時のつらかった思いや、「一体どうなってしまうの?」という強い不安と恐怖が頭から離れないこともあるでしょう。

突然の発作でもありますし、心臓がバクバクしたり、息苦しくなったり、めまいや立ちくらみで立っていられなかったり、このままどうかなってしまうのではないかと、とても怖かった経験に違いありません。

そんな経験をすると今度は、「またあの時みたなことになったらどうしよう?」と不安になります。これが「予期不安」です。

  • 「また発作が起きたらどうしよう」
  • 「会社でみんなの前で発作が起きたらどうしよう」
  • 「人前で恥ずかしい思いをしちゃうんじゃないかしら?」
  • 「誰も助けてくれなかったらどうしよう」
  • 「どうにかなってしまうんじゃないかしら?」
  • 「死んでしまうのではないしらか?」

このように、不安にさいなまれる状態が 予期不安 です。

不安の度合いが強い

パニック障害でなくても、誰でも失敗したり人前で恥をかいたりすると、「また同じことを繰り返すんじゃないか?」と心配になりますよね。

もし以前スピーチをした時に、何回も“どもって”クスクスと笑われたとしたら、「今度もまた何回も“どもって”笑われたらどうしよう」、「恥ずかしい思いをしたらどうしよう」と不安になるでしょう。

予期不安

でも予期不安は、その心配の度合いがとても強いのが特徴です。

「笑われたらどうしよう?」とか「恥ずかしい思いをしたらどうしよう?」という程度ではなく、「おかしくなってしまうんじゃないかしら?」、「死んでしまうのではないかしら?」という強い不安です。

「心臓がバクバクして今にも破裂しそう」、「息苦しい、息ができない、窒息しそう」、「汗が吹き出る」、「手足が震える」といったつらい状態を経験しているからこその不安。当然かもしれません。

そして、パニック発作がおさまっても「また発作が起きるんじゃないか?」と予期不安に悩み、予期不安が発作を引き起こし、さらにまた予期不安が・・・、と悪循環におちいる傾向があります。

予期不安で感じる主な不安の感情

予期不安では、主に次のような感情があらわれます。

  • 病気になってしまうかも?
  • 気絶してしまうしまうかも?
  • 死んでしまうかも?
  • 運転中に起きたら、交通事故を起こしてしまうかも?
  • 誰も助けてくれないかも?
  • 発作が起きた場所から、すぐに逃げられないのかも?
  • 取り乱したり錯乱して、恥をかいてしまうかも?
  • 人前で吐いたり倒れたりして、恥ずかしい姿を見せてしまうかも?
  • 他人に迷惑をかけてしまうかも?

では次に、予期不安の対策・対処法についてお伝えします。

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予期不安はしばらく続く傾向があります

予期不安もその程度には個人差があります。ときどき予期不安を感じるものから、いつも予期不安にさいなまれて、仕事や家事などが手につかないという状態まで、程度はさまざまです。

予期不安はやや長く続くことが多く、パニック発作を起こしてから1ヶ月以上は予期不安が続くケースがほとんどです。

ひどくなってくると、発作が起きた時のことを思い出したり想像しただけで、動悸が激しくなる、めまいがする、息苦しくなる、といった症状を感じることがあります。もちろん、発作が起きた場所や似たような場所には行きたがらなくなります。

過剰に不安を感じないようにしましょう

パニック発作は、自分ではコントロールできない感覚をお持ちでしょう。おかしくなったり、発狂するのでは? と不安の方も多いようです。

でも実際には、徐々に気が遠くなることはあっても、失神して倒れてしまうことはありません。

不安な場所に行く場合は、誰かと一緒に行ってもらうのもいいですし、運転が不安なら、運転を代わってもらったり助手席に乗ってもらうのもいいでしょう。

運転中にいきなり気を失う、ということはほとんどありませんから、ひとりで運転していても、路肩に車を止めて休む余裕は十分あります。

ともかく心配しているほど急激に症状が現れるものではないので、過剰な心配をしないよう心がけてください。

また、発作はずっと起きていないのに、予期不安だけが残っている、というのは珍しいことではありません。

しばらく発作が起きていないのであれば、「予期不安は消えにくいんだった。でも発作は起きてないからきっと大丈夫ね。」と理解するようにしましょう。

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パニック障害を改善する生活

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