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パニック障害からくる手足がしびれる(震える)症状の特徴とは?

手足が震える、震えをおさえようとしてもおさまらない、というのもパニック障害の症状のひとつです。

そこで、手足が震える、しびれるといった症状は具体的にどのような症状なのか、どんな時に症状があらわれやすいのか、他の病気が原因で起こることもあるのか、などについてわかりやすくお伝えします。

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【目次】

手足が震える(しびれる)症状とは?

手足が震えるだけでなく、しびれる感じがしたり、口元がしびれたり。動悸、過呼吸、体にチカラが入らない感覚、といった症状も同時にあらわれることがあります。

そしていろんな症状があらわれることが不安を呼んで、どうなってしまうんだろう、このまま倒れてしまうんじゃないかしら、震えや動悸が止まらなかったらどうしよう、とますます不安が強くなってしまいます。

場合によっては、手足だけでなく全身が震えるようになったり、からだ全体がガクガクとけいれんする、しびれが全身にひろがる、大量の汗が出る、口の中までしびれて言葉がうまくしゃべれない、体がかたく硬直する、といった症状があらわれるケースもあります。

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どんな時に症状があらわれる?

手足が震える症状も、特定の状況になると決まって起こるとは限りません。パニック障害の症状はなんの前ぶれもなく起こることが多いですし、特定の人や場所と深く関連するとも限りらないのです。

手足が震える

ただ、原因もまだ明確にはなっていないながらも、「ストレス」がおもな原因のひとつと考えられています。ですので・・・

  • 会社の上司と話そうとすると手足が震える
  • 近所の○○さんと話そうとすると手足が震える
  • 家族やごく親しい友人以外の人と話すと手足が震える

といったように、ストレスを感じる特定の人といると症状があらわれる傾向もありますし、

  • 会社が近くなると手足が震える
  • エレベーターに乗ると手足が震える
  • 電車の乗ってドアが閉まると手足が震える

といったように、ストレスを受ける場所であったり、その場からすぐには逃げられないような場所にいるときに症状があらわれる傾向もあります。

さて、手足が震えるといった症状はほかの病気でもあらわれるもの。似ている病気としてどんなものがあるでしょうか?

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他の病気が原因で症状があらわれることも

過呼吸、息苦しさ、動悸などをともなう場合には、パニック障害ではなく「過呼吸症候群」であることもあります。また、手足が震える、しびれる、からだ全体のけいれんといった症状の場合は「てんかん」など他の病気の場合もあります。

一般の内科と違って、心療内科や精神科を受診するのはすこし勇気がいることですし、「私はおかしくなっちゃったの?」と気分が沈んだりショックを感じることもあるでしょう。

でもストレスにあふれる現代社会では、心が疲れることは多かれ少なかれ誰だってあります。パニック障害も特に珍しいものでもありません。

まずは一般の内科を受診して、体に異常がないかどうかを検査してもらいましょう。異常がなければ心療内科などを受診して、何が原因で手足が震えるのかを診断してもらってはいかがでしょうか?

早いうちに対処すればそれだけ早く完治するでしょう。

その他、パニック発作のさまざまな症状一覧 >>

※参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「パニック障害」、国立精神・神経医療研究センター~こころの情報サイト「不安症」、NHK健康チャンネル「突然、動悸や息苦しさが発作的に始まるパニック症。自分でできる対処法とは

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