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偏頭痛とパニック障害は関係ある?その症状と改善する方法とは

パニック障害を患っていると、偏頭痛が起こることがあります。その原因や症状、改善するためにふだんの生活でできる対策についてお伝えします。

※この記事は医師による監修ではありません。当情報をもとにしたご判断や行動はご自身の責任においてお願いいたします。

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【目次】

パニック障害と偏頭痛の関係

パニック障害と偏頭痛は関係があると言われています。偏頭痛を持っていない人と比べると、偏頭痛を持っている人の方がパニック障害などの心の病気にかかりやすい傾向があるようです。

ただその理由はまだあいまいで、「これがパニック障害による偏頭痛の原因である」 と特定できないのが現状です。

もともと偏頭痛を持っている人がパニック障害になるケースもあれば、逆に、パニック障害を発症してから偏頭痛が起きるようになった、というケースもあります。どちらにしても、強い不安を感じたときに偏頭痛が起きる、という傾向があるのではないでしょうか。

一般的に、パニック障害の症状が軽い時は偏頭痛も軽くなり、逆に症状が重くなると偏頭痛も重くなる、という連鎖反応を起こすようです。

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偏頭痛の痛みの症状

偏頭痛

偏頭痛が起こる場所も個人差がありますが、後頭部が痛くなったり、頭の左側や右側などの片側だけが痛くなることが多いです。

痛みについては、ガンガンするというような種類の痛みではなく、ズキズキと血管が脈打つような、しめつけられるような痛みを感じる傾向があります。

また、偏頭痛が起こる前にはその前触れとして、吐き気、めまい、目の充血などをともなうことが多くあります。前触れとしてだけでなく、偏頭痛を感じながら同時に吐き気やめまいがする、ということも珍しくありません。

パニック発作と同時に偏頭痛が起こる場合には、いろいろな症状が同時にあらわれるので、非常につらい状態になってしまいます。

そこで、偏頭痛の対策としてふだんの生活でできることをお伝えします。

※参考サイト:NHK健康チャンネル「緊張型頭痛のセルフチェック

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偏頭痛を改善する方法

パニック障害による偏頭痛の改善方法として効果的と考えられていることは色々あります。その中でも代表的なものをご紹介します。

ストレスを上手にコントロールしよう

ストレスは、パニック障害にも偏頭痛にも悪影響を及ぼします。ストレスに真正面から向き合ったり、振り払おうとすると、ストレスが膨らんでしまう可能性があります。

とはいえ、ストレスをなくすことはできません。「ストレスはあって当然」ととらえましょう。そのうえで、「すこしは楽に生きられるように、楽しいことやホッとすることを見つけよう」という気持ちを持つことが大切。

仕事がうまくいかずに上司からガミガミ言われたのなら、「今の私にはまだできないことにチャレンジしているからよ。成長できるように頑張ろう。」ってとらえればいいんです。

「八つ当たり?どうせ奥さんに文句でも言われたんでしょ?」と受け流すのもいいですね。

大好きな趣味を楽しんだり、お風呂でのんびりリラックスしたり、友達とグチを言い合ったり。上手にストレスをコントロールできるように工夫してみてください。

※参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「パニック障害」、「ストレスをためない暮らし方」、NHK健康チャンネル「ストレスが影響する体と心の病気

薬を使って事前対策

偏頭痛が起きる前に、薬を服用して対処する方法もあります。これは根本的な治療とは言えませんが、痛みが少なくなる可能性は高くなります。

薬を飲むタイミングは、偏頭痛が襲ってくる前兆となる『吐き気』『めまい』を感じた時が効果的という見方もあります。薬を飲むタイミング、飲む量などについては、医師との相談のうえ、医師の指示にしたがってください。

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